story02-05 of フタガミ家づくり STORY

ー引き継がれる職人の技  営業マンの情熱も支えにー
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 ところ変わって。夏も終わった9月半ばの大安吉日。県東部の安芸郡芸西村で、福原さんが棟梁を務める現場の「建前(たてまえ)」が行われるという。「建前」とは、いわゆる棟上げ、上棟(じょうとう)式ともいわれるもので、家屋を建築するのに当たり、基礎の上に柱や梁(はり)、棟など主な骨組みを一気に組み立てていくことだ。昔は、落成式と同じようにその日も餅投げをしたり、ちょっとした「お客」をしたりして祝ったが、最近はさすがに「建前」でそこまですることは滅多にないようだ。それでも、工事を請け負うフタガミにとっても、家をつくりあげていく大工さんら職人さんにとっても、そして施主さんにとっても記念すべき大事な日。それが、この日はちょうど台風の接近に伴い、「建前」を予定通り決行するか延期するか、当日の朝まで決まらず、福原さんはじめ関係者をやきもきさせた。
 さて当日。早朝の秋の空は澄み渡り、「予定通り、やることになったき」と朝6時に福原さんから連絡が。現場は、近くの国道まで来てもらえば、海側に背の高い大きなクレーンがあるのが見えるからすぐ分かるという。行ってみると、その通り。高さ50㍍?いや80㍍はありそうな黄色いクレーンが空に向かって高く高く延びていた。