story03-06 of フタガミ家づくり STORY

土佐の地に合う木をふんだんに  退職後、夫婦仲良く孫のため HOME > story03-06

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 ダイニングとリビングの仕切り一つをとっても、どういった素材を用い、どこまで閉まるようにするか、何度も試行錯誤した。もともと、「木を全面に出したいから」と、家の大黒柱として、梼原の森林から伐り出した桧を部屋の中で筋交いにしていたのだが、その良さが目立つよう、その柱のあるところまで半透明の扉が閉まるように工夫。半透明の素材にすることで、「南から全部の部屋に陽の入るような家」も実現した。
 クロスは環境にもいい珪藻土を使用。「次から次へとお金はかかりましたが、孫のためにも、少しでもいいもんをつくりたかったので。それにしても、フタガミの職人さんは左官さんも大工さんもクロス屋さんもみな真面目。メンテがあんまり要らんのも、それだけ上手にできているということ」と、もうすぐ建って、まる4年になる家を満足げに見やる。
 設計士の仕事の苦労、そしてやりがいが分かるからこその俊一さんの注文に、スタッフは教えを請うような気概で取り組んだのだろう。この山﨑邸に限らず、一軒の家の建築を通じて、それにかかわるすべてのスタッフが、常に学ぶべきところを学び、成長していくことは、フタガミの精神でもあるからだ。