story03-09 of フタガミ家づくり STORY

昭和にタイムスリップ?! ドアの向こうは曾ばあちゃん家
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 「本当に。私、仕事を定年退職するまで、ほとんど炊事もしたことがなかったんです。義母(はは)はうんと料理が好きで、うどんにお好み焼きに、となんでも2人の孫娘のために作ってくれて。だからこそ、私たちはここまでやってこられました。退職してから家を建てるのは勇気も要ったけど、母のため、孫のためにも建てないかんと思うて。今、娘が仕事しやすいよう、大起の世話をほとんど引き受けてやっているのも、義母が私たちにしてくれたことを今度は私たちが娘にしているだけなんですよ」
 そう言ってお茶を飲みながら、桃代さんがにっこりとほほ笑む。
 良子さんと大起君は大の仲良し。まるで保育園のような新居での遊びに飽きると、大起君はさっと隣に行き、大好きな曾ばあちゃんに甘える。最近はかなり大きく、重くなった大起くんだが、良子さんはいつでも喜んで大起君を膝に抱っこし、一緒にテレビを見る。曾孫との幸せいっぱいの日常だ。