story03-19 of フタガミ家づくり STORY

新居の故郷 梼原の森へ 桜の植樹 孫も一緒に
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  下から見上げても「えー、あそこまで登るの?」と思わずため息が出るほど高く見える山は、登り始めてみるとやっぱり相当なキツさ。今年は桜が早かったため、あいにく既に葉桜になっていたが、参加者はいたるところに生えたいたどりや山野草に歓声をあげながらも、「こりゃあキツい」「けっこう、しんどいねえ」と、ひたすら黙々と上を目指した。
 しかし、この「道なき道」のように見える獣道だが、実は、この道があるだけでもすごく恵まれたことなのだ。植樹祭は年に一度のため、この、
普段は人の入らない急な山肌はすぐに倒木や伸び放題に伸びる草木
でいっぱいになる。こんな「獣道」などかき消される。このため、毎年、
森林組合の関係者が事前に何度も山に入って手入れしたり、少しでも
植樹祭当日に施主さんたちがこの急斜面を登りやすいよう、イベントの直前には、男手を中心に、会社関係者も山に分け入り、この「道なき道」をつくる。そうした準備を経て、この日、登れる道があるのであり、参加者は目指す地点まで登って穴を掘り、苗を入れて肥料をかけ、苗が倒れないよう、三角にした木を添えれば、それで完了、という安全を第一に考えた仕掛けがなされているのだ。