story03-20 of フタガミ家づくり STORY

新居の故郷 梼原の森へ 桜の植樹 孫も一緒に
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 そうはいっても、キツいものはキツい。この日の参加者の中で大起君は最年少のようだったが、ほかにも小さな子どもさんを連れた家族もちらほら。そんな家族に共通するのは、子どもほど元気はつらつで危険を顧みず、どんどん登ること! 
しかし、自分も登りながら、その子どもを見守る方はいちばん大変で、大起君の
場合も、若いおばあちゃんの桃代さんがいちばんハードな山登りになったようだ。
 それでもどの家族も励まし合いながら、なんとか20分ほどかけて目指すポイントに到着。次々に、掘り始める作業が始まった。
 ピーヒョロロ、ホーホケキョ‥。
 すぐ近くから響いてくる、本物の野鳥の声に耳を澄ます余裕もあまりなく、下をよく見ると、眺めがいい、を通り越し、くらくらしそうなほど高い斜面で、動き回る大起君をおばあちゃん、お母さんが懸命に押さえ、なんとか俊一さんが穴を掘る。だいたい掘ったところでやっと大起君も一緒に掘っていいことに。得意満面でくわを握り、桜の苗を植えようとする大起君。服は既に泥まみれ。きょうの日の想い出は、「お口は二十歳(はたち)」と言う、小さくて賢い頭の中に特別なものとしてずっと残るだろう。