採用情報

犬の気持ちになって

前田 真実

有澤 薫

アシストファーム・トリマー

平成21年入社/平成元年生まれ

トリマーになりたいな、と思ったのは小学生のころ。今も実家で暮らしていてシーズーの「ちなつ」を飼っていますが、おばあちゃん家には犬も猫もいるし、小さな時から身近にペットがいたので動物が大好き。テレビでトリマーという仕事があるのを知って、これだ、と思いました。

高校卒業後、県内にはまだトリマーを養成する専門学校はできたばっかりだったので、愛媛県の専門学校に進み、20人くらいのクラスで和気あいあいとトリマーの技術を身に付けました。楽しかったですね。犬が大好きという気持ちがあれば、それだけでトリマーを目指していいと思います。私も今も不器用ですし、専門学校に行くまではトリミングなんてしたこともありませんでした。でも犬に対する愛情さえあれば、技術は後からついてきます。犬好きでトリマーになってみたい、と思う方にはまずは専門学校に行ってみることをお勧めしたいですね。

フタガミに就職を決めたのは、学生時代に、インターンシップでこのアシストファームに来て、2週間ほど働いたことです。スタッフがみんな優しく、職場の雰囲気がとても良かった。トリマー以外にも仕事がいろいろあるし、なんといっても、いろんな動物に囲まれている職場はそれだけで癒されるので、ここに決めようと思いました。 トリミングをするときは、常に平常心で、それぞれの犬と接するよう心がけています。大事なのは犬の気持ちになって考えること。台の上にずっと立たされて、乾かされて毛を刈られて‥って人間だって嫌ですよね。中にはカット中に眠ってしまうような子もいますが、やっぱり犬にとっては楽しい時間ではないはず。「もうちょっとで終わるからね。我慢してね」と話し掛けるような気持ちで、できるだけ手早く済ませるようにしています。定期的にトリミングに来てくれるのはトイプードルやチワワ、シーズーといった小型犬〜中型犬が多いですが、犬種によってだけでなく、一匹一匹、犬によって気質が全然違います。何回来てもびくびくして緊張しているのが伝わってくる子、ものすごく嫌がって噛みついている子もいます。興奮して暴れ回る柴犬にがっちり噛まれたこともありますが、そんな時でもこちらがあたふたしたら駄目。トリマーが落ち着いて行動しないと、必ず犬に伝わって、作業が続けられなくなります。トリミングの途中で放り出すことはできませんから、少しぐらい手に怪我をしても犬に血がつかないよう手を洗い、一通り作業を終えるまで淡々と仕事を続けます。そうしているうちに、手の傷はいつのまにか治っていますね。 毎日予約でいっぱい。家でしか刈ったことがなかったというワンちゃんや、しばらくトリミングしていなかったワンちゃんを迎えに来て、「いやあ、すごい。見違えたねえ」と飼い主さんが喜んでくださるのは、この仕事をやってて良かったぁと思えるいちばんの瞬間ですね。トリマーとして、毎回、私を指名してくださるお客さまも数人いらっしゃるのでとても嬉しいです。もっともっと頑張らないといけないと思いますね。

大好きな仕事ではありますが、なかなかトリミングが思うようにいかなくて、スランプに陥ってしまうこともときにはあります。でも自分自身、あんまりストレスがたまっているようには感じません。将来はトリマーとして独立し、自分の店を持てればなあ、と夢を描いています。