やはりお客様のご家庭のことだろうと。ワンちゃんのことや車のこともそう。全て〝家〟を中心としたテーマから離れず広がってきました。」しない、高知で展開して行くと言われていましたね。今になってみると、すべてが家に関わるビジネスの集合体になっています。長い時間の中でこういうことを積み重ねて来られたのはさすがですね。フタガミさんでは、御用聞きをなさっていますが、これなど、昔の商売に近いスタイルですが、今、ものすごく大事になってきていると思います。」屋だったからでしょうね。幼い頃から工場へ置いていた高級ヒノキに触れて育ちました。やはり、ヒノキはいいですね。」中村「二神さんは早くから県外には出店県産ヒノキへの思いから植樹を二神「生まれがフタガミ木工という建具大正)の植樹の始まりですよね?」でも行いました。」きましたが、地域の方との交流も生まれ、非常に面白かったです。二神さんは、人の巻き込み方が上手ですね。例えば、施主さんも、山へ行って植樹を経験し、感動すれば自ら人に伝えていくでしょう。そういう繋がりを育てられる場が、植樹の会や掃除の会だと思います。」きがずっと続きました。自分さえよかったら、と自分のことばかり考えていました。そしてはたと、イエローハットの創始者、鍵山秀三郎さんの提唱する心を磨く掃除をしてみようという気になって、やり始めたら一週間で変わりました。また、鍵山さんに接する中で、誰が本気で組織のために使命感を持ってやっているかを見抜く視点を得た時に、愛情の届く範囲は他県ではないと感じました。人のためにするということが嘘か、本当に近づくか、それによって生かされる、ということが分かったんです。」清掃活動もずいぶん長いことされていて、続けるということが素晴らしい。続くことが間違いなく地域に溶け込んで地域の方を巻き込んで形になっていきますから。」二十年畏るべし、三十年にして歴史なる。〟この通りだと思いますね。」中村「その思いが大正町(現:四万十町二神「そうです。大正町で始めて、梼原町中村「私も植樹事業に参加させていただ人のために動くことで生かされる二神「45歳くらいの時、夜も眠れないと中村「トイレ掃除もそうですし、地域の二神「鍵山氏の言葉〝十年偉大なり、3 植樹2 美化活動1 トイレ掃除5牧野博士が取り持つ協働事業 さくらさくアイスプロジェクト2005年より南海トラフ地震対策の一環としてDIYを交えた防災教室を実施。家具や家電の固定を実演するセミナー、飛散防止フィルム体験教室、防災用品の紹介などを行い、発生前に備える「事前対策」の大切さをお伝えしています。キーワードは、「トイレを磨いて、心を磨く」。普通は人が一番嫌がるトイレ掃除をすることで「気づきの心・感謝の心・感動の心」を育むことを目指しています。小・中・高校、公園、役場、警察署など様々な場所で開催しています。実績 262回/のべ28,052名参加*2020年6月末時点/1999年スタートひまわりを通じた“絆”づくりをめざしている福島県の被災者支援活動に賛同し、マルニ十津店スタッフと地域の方々と共に店舗花壇にひまわりを育て種を福島に郵送しています。郵送した種は福島で加工し販売され支援に繋がっています。多くのフタガミの家を建ててくださった十市パークタウンの感謝清掃(1995年〜)、加賀野井団地の清掃(2017年〜)、本社周辺の企業や学校の皆さまと行う街頭清掃活動を行っています。清掃活動には、小中学生を含めた様々な方に参加していただいています。「ゴミを拾う人は捨てない」。捨てない人が育つことを願って。高知が誇る日本植物学の父・牧野富太郎博士をテーマにした「牧野さんのさくらさくアイス」を企画販売。売り上げの一部を佐川町に寄付、牧野公園整備に活用いただきました。「いただいた木は、森へ還そう」という循環の考えのもと大正町(現:四万十町大正)と梼原町で、施主さんも一緒に植樹祭を開催(1995〜2016年。2021年より梼原町で再開予定)。また、学校への苗木寄贈や植樹支援も行っています。6お客様からの信頼と感謝。今度は、私たちが感謝の気持ちをお返ししようと、環境を守る・地域社会に貢献する・人を育てる等の活動を行っています。4 出張防災教室6 マルニ十津×ひまわりプロジェクト私たちの社会貢献活動
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